「るてん るたん/Transition Time 2018」 の制作です。
この作品の制作は、大きく「磁器」と「鉄部」の2パートに分かれています。
そして各パートがさらにいくつものステップ(段階)に分かれているのですが、ここでは簡略化します。
1)構想・設計:
この部分は、Art & Engineering をご覧ください。
デザイン画、CG、模型等で、制作前の構想を練っています。
2)磁器ピースの制作:
試験焼成(陶石と釉薬の相性、発色等の確認)
原型制作(5種類)
型制作
生地制作
乾燥・素焼き
施釉・本焼成
3)金属部の制作:
「制作用ハンガー」の制作(協力鉄工所内に設置)
「軸」の造形・曲げ加工
「軸」とブラケットの溶接・接合加工
4)全体の組み付け
磁器ピースの配置決定
磁器と「軸」を繋ぐ「枝」の制作・仮溶接
磁器と「枝」接合部分の制作・仮溶接
全ての部分の仕上げ溶接
研磨仕上げ
磁器パートを戸高千世子が、鉄部パートをODEが、それぞれメインで担当していますが、基本的には常時恊働です。
また要所要所で、協力鉄工所である「東田鐵工所」はじめ、頼れる仕事仲間たちがサポートしてくれています。
作品:るてん るたん / Transition Time 2018(戸高千世子)